こんにちは~!!(*´▽`*)
発達障害や知的障害を専門として大阪で活動している まりこ です!☆
よく子どもは遊ぶことが仕事!
なんて言ったりしますが、私自身はおふざけなしでそう思っています(笑)
昨今のインターネット社会に生きる子どもたちは、運動の機会そのものが減ってきています。
今日の記事ではそんな子どもたちにとっての遊びの重要性についてシェアしていきます。
1.運動機能が向上する
誰にでもわかりやすい一番の効果として、運動機能の向上が挙げられます。
子どもたちが運動すること、公園で多様な遊具で遊ぶことにより、神経へ刺激を与えることができ、発達を促進していきます。
また一般的に神経機能の発達が最も活発であるのは、幼児期でおおよそ5〜6歳までであると言われており、この時期に運動することが効果的とされています。
もちろんこの年齢を過ぎても運動機能は発達していきますが、未就学のお子様が体を動かすことはより一層重要になってきます。
・思いきり走る
・階段を登って滑り台をすべる
・縄を持って体を支える
これらの動きは遊びの中ではよくある動きですが、日常生活ではあまりない動きですよね。
しかし、どれも日常生活に必要な運動機能の向上に役立つものばかりです。
走る、跳ぶなどの全身運動だけでなく、手すりをしっかりと持つなどの手先の筋力のトレーニングにもつながります。
またブランコなどでのバランス感覚の向上させる、砂場の砂を触ることで、触覚を刺激することもできます。
公園で遊ぶというありふれたことであっても、様々な刺激を受けることができることが分かっていただけたでしょうか?
2.危険を認識して回避できるようになる
次に子どもたちが学ぶことのできる内容としては、危険を認識して回避できるようになることが挙げられます。
公園の遊具等で遊ぶことで、時には転んで怪我をしたりすることもあるでしょう。
しかし、ここが子どもにとって大きな勉強になる部分になります。
公園にいる大人たちは、
走ったら危ないよ!そんなに高いところからとばないで!
なんて口を揃えて言うわけですが、子どもたちは実際何がだめなのかわかっていないことが多かったりします。
走ったりとんだりするのは楽しいので、ついついやりたくなる気持ちもよくわかるんですけどね。
私自身もかなーり活発な女の子だったので、たんこぶすり傷当たり前、転落で病院送りなんてのも日常茶飯事でした。( ´∀` )
でも、その度、この高さからとんだら危ないんだなと学んできたのです。
もちろん大怪我をする必要はありませんが、たくさんの危険が潜む環境で遊ぶことは、周りに気をつけて行動すること、自分の能力を知ることに役立ってくれる大切な経験となるわけです。
3.社会性の構築につながる
さらに、外遊びをすることは、社会性の構築にも大きな役割を担ってくれます。
自由に遊ぶ公園であっても無秩序では成り立ちません。
円滑に利用するためには、当然ルールが存在しますよね。
・滑り台を滑る時は順番を待ってから滑る。
・ブランコに乗りたければ、代わってと伝える。
・鬼ごっこはタッチされたら鬼になって追いかける。
・鬼ごっこでタッチされそうになってバリアしたらずるになる。
等々、当たり前のようなルールを学習できる大切な時間になるのです。
その場に合わせたルールを守ることだけでなく、順番待ちなどの一般的なルールの理解にもつながっていきます。
さらに、ここではサッカーはしてはいけないけど、あっちだったらできる等、それぞれの場所に合わせた行動ができるようにもなっていきます。
上手にみんなと遊べるということは、ルールを守って相手に合わせながら遊ぶことなのです。
これができれば、学校や施設でのルールを守ることができるようになり、協調性も身についていきます。
最後に。
私ははっきりと言います。
子どもは遊ぶことが仕事なのです!
外に出て元気いっぱい遊ぶことで、心身共に健康な体を作り、他人うまく関われるようになっていくのです。
時にはうまくいかず、怪我をしたり、喧嘩をすることもあるでしょう。
でも、いいんです!それが仕事なので!
そんな時にギュッと抱きしめてあげられるような大人が増えますように。
今後も子育てに役立つ情報を発信していきますので、ぜひご覧くださいませ♪
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